昔は個人情報をぞんざいに扱ってたなぁの話
「お前の個人情報、誰が興味あるねんw」
個人情報は守った方が良いという話をすると↑のような事を言われる。
勿論、全員では無い。
パソコンやスマホには自分の情報のみならず、家族、友人、仕事関係の情報など様々な情報が入っている。
この情報は全て大切な情報なので出来る限り守れるように運用すべきである。
まだ、自分が子どもだった頃、個人情報の取り扱いはとても乱雑だった。
卒業アルバムに住所や電話番号が載っているのは当たり前で誰も疑問に感じてなかった。
いや、感じていた人はいたのかもしれないが、マイノリティだった。
あの時代、声高らかに個人情報は守るべきとか卒業アルバムに住所や電話番号を載せるのは間違っていると言うと少し変な人という扱いを受けていたのかもしれない。
当時の大多数の人々はこの数十年後にぞんざいに扱っていた個人情報を使って色々な詐欺に使われる事を知らなかった。
今でも言える事で無価値だと思っているものに実はとても価値があって、数年後、数十年後に不利益を生じさせる事が起きる可能性がある。
これは何も詐欺にあうだけではなく、犯罪の踏み台にされる可能性もある。
何が起きるか分からない。
こんな事を言うと不安になるかもしれないが、正しく運用すれば情報機器は生活を豊かにすることもできる。
不必要な情報、肖像は開示しない。
身元不明なソフトは使用しない。
情報端末を廃棄する場合は必ず完全な消去をする。
個人情報を取り扱う際は必ず暗号化されている通信を使う。
など、自分の情報は自分しか守れない。
皆様が将来不利益を被る事象が発生しない事を切に願います。